一票の格差の問題点

 多数決を採用する社会においては、両立し得ないA・Bについて投じた有効票1票〔A〕の効力は、有効票1票〔B〕により相殺する限りにおいて、衡平の原理適合し、もって、「公共の福祉」に適合する。

 

 両立し得ないA・Bについて投じた有効票1票〔A〕により、数倍〔X倍〕の有効票〔B〕を打ち消すことにより、有効票1票〔B〕を投じた者の総数に「X-1」をかけた部分について、投票による権利の行使から生ずべき利益侵害される。

公共の福祉
 公共の福祉(こうきょうのふくし)とは、人権相互の矛盾衝突を調整するために認められる衡平の原理のことをいう(一元的内在制約説)。
日本国憲法 第十三条

 すべて国民は、個人として尊重される。

 生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。

日本国憲法 第十五条1項
 公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である。